実証例
虐待被害者
要田美恵さん
7歳まではとても優しかった母が、突然、酷い虐待をするようになりました。殴る蹴るは日常茶飯事。火をつけられたり、包丁を振り回して威嚇されたり、まるで汚物を見るかのような目で罵られる毎日でした。いつか母に殺されるかもしれないという不安と恐怖に怯えて過ごしていました。
大人になり、「心のバランスを整える方法」に出会い学ぶ中で、母を理解することができ、あれほど憎んでいた母を許すことができました。
親子としてこれから、というときに母が余命宣告を受けました。限られた時間の中で、母との時間を楽しむことで、母にとって私の存在がかけがえのないものであることを知りました。その瞬間、初めて生きる充足感を味わうことができたのです。
最も愛のない体験をした私が、親子でこんな体験ができたことに、心から感謝しています。あの悲惨だった虐待すらも乗り越え、そこにある愛を感じられるなら、この人生を何度でも生きたいとさえ思います。
今では、見る世界がガラリと変わり、目の前のすべてが整い、とても楽しく生きやすい世界に変わりました。この経験を使命として、1人でも多くの方に伝えていきたいと思っています。
M.Mさん
私は幼い頃、毎日のように喧嘩をする両親の間で育ちました。アルコール依存症の父からは暴言や暴力を受け、母は仕事ばかりで助けてくれない冷たい存在に感じていました。
それでも、家族を幸せにしたいと両親の顔色を伺って、とにかく常に役に立とうと必死に努力しましたが、その甲斐も虚しく両親は離婚し家庭は崩壊しました。それ以降、頑張っても報われないと絶望と無力感に苦しむ日々でした。
大人になり、看護師として懸命に働いても、苦しんで亡くなる患者さんや嘆き悲しむ家族を見て無力感を感じ続け、父の孤独死を経てさらに自己否定に悩む人生を送りました。
しかし、「心のバランスを整える方法」を学び、無力感は相手に真剣に向き合っていた証拠であり、そこに愛があったからこそ感じる感情だと理解できました。
それ以降、今までの自分の人生にOKを出せるようになり、解放されていきました。
結果として、患者や家族に感謝され、職場でも評価が上がり、家族関係や娘の不登校も改善され、今では充実した日々を楽しんでいます。
虐待加害者
M.Fさん
私には2人の子どもがいますが、以前は長女を全く可愛いと思えませんでした。
生まれたときからよく泣いて手がかかる長女に、可愛いどころかイライラするばかりで、やがて怒鳴ったり、手が出ることも増えてしまいました。
なぜこんなに怒りが湧くのか分からず、「自分は母親失格だ」と思い、誰にも相談できずに一人で苦しんでいました。
しかし、あるとき「心のバランスを整える方法」という新しい考え方に出会い、自分の物事の捉え方を見直しました。すると、何にイライラしていたのか、なぜ怒っていたのかが理解でき、「子どもを愛していない」というのは幻想だったと気づいたのです。
そうした変化の後は、不思議とイライラが消え、心から長女を可愛いと思えるようになりました。また、関係が悪かった夫ともスムーズに会話ができるようになり、今では家族全員で笑いの絶えない日々を過ごしています。
いじめ
T.Mさん
私は、親から全否定されて育ちました。 学校ではいじめられ、無視をされ、孤独でした。 看護師になりましたが、職場でもいじめやパワハラに遭い、転職を繰り返し、最終的には鬱症状が出て、実家に引きこもり、泣いて過ごす日々が続きました。
しかし、父の言葉や支えで少しずつ回復し、外に出られるようになり、そんな時にシステムを知り、自分が自分を責めていたから、周りから否定され、いじめやパワハラを受けていたのだという、仕組みを理解しました。
それから、状況があっという間に好転し、すぐに仕事が見つかり、パートナーにも出会い、アラフォーで結婚し、二人の子どもにも恵まれるという奇跡が起きました。
そして、一戸建ての家や信頼できる仲間など、鬱で引きこもっていた時に諦めたものが、気づけば全て手に入っていました!
あの辛く苦しい体験があったからこそ、同じ境遇の方々を救いたいと思い、この活動をしています。
自分いじめ
自傷行為
Y.Hさん
私は6人家族で育ち、隣には私を大切にしてくれた曽祖母が住んでいました。
しかし、姉との関係は険しく、母からは常に姉と比較されて怒られました。
その結果、「私はいらない子なのか?生きていていいのか?」と自問するようになりました。
学校ではいじめに遭い、曽祖母が亡くなった小学5年生の時から自傷行為が始まりました。
高校生の時、父が事故で亡くなり、人生に対する希望を失いました。
大人になっても自傷行為は続いていましたが、ある日、「心のバランスを整える方法」に出会い、なぜ自傷行為をしていたのかを理解できました。
その結果、姉との関係が劇的に改善され、自傷行為をやめることができました。
自分の生まれてきた意味を見つけ、自身の価値を深く認識し、現在では安心と喜びの中で人生を歩んでいます。
摂食障害
N.Yさん
40年もの間、摂食障害に苦しんできました。
何故か人前で食べる事、太る事への強烈な恐怖がありました。
それゆえに隠れて食べ、下剤を大量に飲み、自分ではコントロールできずに過食と拒食を繰り返してきました。
いつも不足感に振り回され、出口の見えないトンネルの中にいるような苦しい日々を過ごしてきました。
そんな中、「心のバランスを整える方法」に出会い、母からの「あんたは卑しい」の一言をきっかけに、「食べる=卑しい」という思い込みが生まれたことに気づき、更に子供の頃に、私は愛されていないと認識し、その通りの人生を作り出していたことを知り衝撃を受けました。
人生の「なぜ?」が明快になったことで、気がつけば何でも食べられるようになり、摂食障害が終わってしまいました。今では食べることが楽しく、体のプロとしてお仕事しています。
不足感だらけの人生でしたが、嘘のように心が満たされ、充足した毎日を送っています!
DV
O.Mさん
物質的に恵まれた環境で育つが、物心ついた頃から父には浮気相手がいた。子どもの前では問題のない関係性を繕う両親の不自然さに心を閉ざしていく。胸の内を開ける居場所を求めて結婚するが、夫の衝動的な言動から逃げるように離婚。息子の問題を機に再会した夫は、モラハラ的言動が更に深刻になっていた。
しかし、「心のバランスを整える方法」という新しい考え方に出会い 「なぜ、人間は突然、衝動的な言動を起こしてしまうのか?」を理解すると、夫のモラハラ言動が収まった。
元夫との関係性が修復されると、穏やかな家族での会話が成立するようになり、休職していた息子も職場復帰した。
生きることさえも失望させたモラハラ夫が、実は最高のパートナーだったと体感すると、夫から再婚のプロポーズをされる。